061463 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

洗濯日和

洗濯日和

その5

じょうろ 赤 永遠に このまま 時が止まればいいのに・・・

鉢花  千寿のみやこ    ライン 花2

  鶴は雅楽を愛でる
  古都を偲びつつ 
  琴の音を聴き
  遥かなる山々を渡る 

  亀もまた雅楽を愛でる
  苔の生すむす池にひとり
  月の出ず水面のさざ波を
  弓の弧弦に見たてて
  
  決して声をたてず pure


  弥生の風は 春を運ぶ
  桜の花びらの舞うは これ雅なり

  いつぞや逢わん
  来世の契りを交わして

  儚い夢だろうと
  この世の哀れに比ぶれば 嘆きにも足らず

  嗚呼 我ら 雅楽を愛でるなり


鉢花  おじいちゃんとキャラメル   ライン 花2

  まんまるの口を ほおばって

  こはくいろの おおきな おおきな
  キャラメルを食べる おじいちゃん

  いつも ポケットの中には 10円玉
 
  そして ちいさな ちいさな             稲穂と空
  おばあちゃんとの 思い出         


鉢花  永遠という名の風  鉢花

  空は星まで続いている
  天があるとしたら どこまで行けるかためしてみる?

  追いかけて

  何事もなかったかのように
  この地上に戻ることができる?   

  母にうけた この生命いのち

  たよりなく光放つ この魂を
  ゆくあてのない この風にあずけて



© Rakuten Group, Inc.